三角骨障害・足関節後方インピンジメント症候群の底屈制限テーピング
三角骨障害・足関節後方インピンジメント症候群の治療
足関節を底屈させて痛む疾患に対するテーピングの1例です。
スポーツ種目や痛みの程度などによりテーピングは変わります。
今回は高校サッカー選手に処方した三角骨障害・足関節後方インピンジメント症候群のテーピングです。

アンダーラップを巻きます。
アンカーテープを上に2本
下に1本優しく巻きます。

伸縮テープの両端の真ん中にハサミを入れます。(スプリットテープ)
長さは、アンカーテープからアンカーテープまでよりやや長めで用意します。

スプリットテープを手で少し裂いて、下のアンカーテープ上に貼ります。
足首を反らすように(背屈)下から上に引っ張るようにして、上のアンカーテープ上に貼ります。

横から見たらこんな感じです。

伸縮テープでヒールロックをします。

内側から見たところ。
内果と外果の部分で三角形が出来るような見た目になります。

最後に上下をアンカーテープで止めて終わりです。
三角骨障害・足関節後方インピンジメントの底屈制限テーピング完成型

足関節中間位

足関節背屈

足関節底屈
三角骨障害・足関節後方インピンジメントの底屈制限テーピング左右比較

背屈は左右差(制限)なし

底屈制限はばっちり。
やや底屈は出来るようにしてあります。

底屈制限正面から。
痛みがなければOK!
あくまでも三角骨障害・足関節後方インピンジメントの治療としてのテーピングの1例ですが、何かのお役に立てば幸いです。
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